五山送り火



 家からチャリで回れば、「大」「妙」「法」を見ることができるのですが、なんせ遠く、
カメラも腕も大したことがないので、このとおり、綺麗には撮れていません。HPにup
するほどのものではないので、その代わりに、大文字に関するちょっとしたお話を。。


    高野川の西側から撮りましたが、やはり遠い・・・。
なんとこれ、金網の隙間から撮りました。斜めからですが。。
我が家から一番近いところから見える「法」ですが、ここにた
どり着いた頃には、残念ながら消えかかっていました。
他のページにも載せている、京大病院の西側から見た大文字
山。暑い昼間に、護摩木(割り木)を山上に運ばれることを考
えると、携われる方々の労力を称えなければならないと思いま
す。




五山送り火
 8月16日の五山送り火。東山の如意ヶ嶽の「大文字」が最も知られているので、
送り火の代名詞となっています。他に、金閣寺大北山の「左大文字」、松ヶ崎西山
(万灯籠山)・東山(大黒天山)の「妙法」、西賀茂船山の「船形」、嵯峨曼茶羅山の
「鳥居形」が相前後して点火されます。
 送り火には、ふたたび冥府にかえる精霊を送るという意味がありますが、その由
来には諸説があって、如意ヶ嶽の大文字については、
(1) 平安初期、空海が始めた。
(2) 室町中期、足利義政が始めた。
(3) 江戸初期、公家の近衛信尹(このえのぶただ)が始めた。
という説があります。しかし、本当のことはわかりません。
 また、以前は「い」「一」「竹の先に鈴」「蛇」「長刀」などの字形もあったそうですが
早く途絶えたらしいです。
 明治時代以降、慶祝行事の一環で、8月16日以外に点火されたことがあるので
すが、2000年12月31日、21世紀の幕開けを記念して全山点火されたのは、記
憶に新しいです。寒い季節の大文字ということで、印象深かったです。
 送り火の点火に用いられる護摩木は、姓名・年齢・持病などを書き納めると、火
床で最初の点火用として焚いてもらえて、厄除け・病気平癒になるらしいです。送
り火の前から、志納所で受け付けているので、来年あたり、大文字山へ、納めに
行ってこようかなぁと思っています。
 そして、送り火の消し炭は、家庭の厄除けに使われるらしく、これを求めて山に
登る人も多いそうです。


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