下鴨神社(みたらし祭)



 例年なら、梅雨が明ける頃で、冷たい水が心地よいのが普通なのですが、
この年はまだどっぷり梅雨に浸かったままの状態で、冷たい水に浸かってき
ました。



 舞殿(ぶでん)というそうです。葵祭の時、勅使
 が御祭文を奉上されるところらしいです。
 干支ごとにお社が分かれていました。サイの
 戌年のお社で、サイの健康を祈願。
  楼門が、提灯によって艶やかに照らされてい  
  ます。
 暗くて見えにくいですが、上にあるのは、「輪橋
 (そりはし)」という、鮮やかな朱色の橋です。
 あまりの水の冷たさに、「つめた〜い!」の声が
 あちこちで。。。
 この日はすいていましたが、翌日はいっぱいの
 人だったそうです。蜀台の前も混んでいたかな?


 もし混んでいたら、こんなにゆっくり浸かっていら
 れなかったのかもしれません。
     瀬織津姫(せおりつひめ)が祀ってあ
     る御手洗社の前で祈願されています。
 ここは、葵祭の前の4日、斎王代や女官が身を
 清める「みそぎの儀」が行われるところです。
 名前と年齢を足形に書き、この水に浮かべます。


 こんな可愛いキャラクターが迎えてくれていたこ
 とに、あとで気づきました。
 楼門の鮮やかな朱色も、夜にはまた違った雰囲
 気をかもしだしています。昼にまた見に来たいと
 思います。


      お祭りにつきものの、夜店です。
 散歩の道で、いつも目にとまっていたポスター。


  離れているのは頭で、五体をあらわしているとい
うこのみたらし団子。すごく美味しかったです。
  見に行った日には売っていなくて、翌々日
  に「加茂みたらし茶屋」へ買いに行きました。



みたらし祭
(御手洗祭)
土用の丑の日、下鴨神社の境内にある御手洗池に祀ら
れている御手洗社で行われる足付神事。御手洗池に膝
ぐらいまで浸け、ろうそくを奉納し、罪、けがれを祓い、
無病息災を祈ります。平安時代に、貴族が禊祓いをして、
罪、けがれを祓っていたのが起源と言われています。江
戸時代に庶民の間に広まったそうです。



 五月に見た「御蔭祭」以来、この下鴨神社の、厳かで、しっとりした上品な雰囲気
が気に入った私は、このみたらし祭で、ますます好きになりました。京都人のくせに
今更、、、という感じですが、今度は明るい時に、境内をじっくり見ようと思います。な
お、「下鴨神社」についての簡単な解説は、「2006年初夏 下鴨神社」をご覧くださ
い。


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