嵐山


 タイトルは「嵐山」ですが、正確には「嵐山の一部」と言ってもいいかもしれませ
ん。観光シーズンたけなわ、あまりにも多くの人で、色々見て回る気持ちが失せて
しまったからです。もともと他の目的で訪れたということも理由にして、ここをゆっく
り散策するのは、日を改めて・・・と思いました。地元民の特権?


白梅町から嵐山までの「嵐電 北野線」に初めて乗りました。ここは
鳴滝駅から宇多野駅の間の「桜のトンネル」で、満開の時期にはライ
トアップされるそうです。よし! いつか乗ってみよう!



 天竜寺の門の内も外も、たくさんの人・人・
 人・・・。
 見頃の時期がかなり遅れましたが、あまりにもたくさん
 の人なので、人を写さないようにしようとすると、こんな
 写真になってしまいました。

 「真っ赤」とは言えませんが、何とかこの葉
 は、枯れないうちに赤くなったようです。葉
 の向こうに写っているのは、この日一緒だ
 った。。。あのお姉さま方です。
 
  この日は人の多さに拝観はあっさりあきらめ、少しだけ
  境内を歩きました。これは「選佛場」と書いてあります。
  「蛤御門の変」後、唯一焼け残ったこの選佛場を移築
  し、法堂(はっとう)としたそうです。天龍寺には仏殿が
  ないため、ここが法堂兼仏殿となったらしいです。天井
  に描かれている雲龍図が有名らしいので、いつか見
  てみたいと思います。

 RUNさんが、「ハナミズキかなぁ?」って
 言っておられました。その背後に並んで
 いるのは・・・?


  答えは・・・「嵐山羅漢」です。宝厳院が、2002年の移転に
  伴い、より地域に親しまれる寺にしようと羅漢像の寄進を募っ
  たところ、阪神大震災でなくなった方への供養や、家族や孫
  の健康や成長を祈願したものなど、全国各地から約60体の
  寄進があったらしいです。
 それぞれ表情豊かです。
宝厳院は、天龍寺の塔頭寺院のひとつ。枯山水式庭園
が有名で、この日も「秋の特別公開」でたくさんの人が
並んでおられました。
 保津川に浮かぶ屋形船と、飛び交うユリカモメ、そしてバックには
 秋色の木々。。。こんな風景を見たのは初めてかもしれません。

   渡月橋の上にはすっごく大勢の人が・・・。この橋を渡ったところ
   にある「法輪寺」へ、十三参りに行ったのは何年前・・・?
   






天竜寺 1339年に吉野で没した後醍醐天皇の霊を鎮めるため、夢窓国師を開山
として、足利尊氏が亀山離宮を禅寺に改めたのが始まりだそうです。寺
は15世紀前半に最も栄えましたが、足利家の没落や、戦乱により次第
に衰退したようです。建築物は何回かの戦火のために焼失し、創建時の
ものはほとんどど残っていないらしく、現在の規模になったのは1900年
頃と言われています。中には有名な「曹源池庭園」もあり、見所が多いら
しいので、観光シーズンを外して、ゆっくり見て回ってみたいと思います。



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