大文字山

 息子達が幼かった頃、登ったことがある大文字山。夏の「五山の送り火」の火床を見るべく、
そして、頂上での爽快感を味わうために、老体に鞭を打って、登り始めました。


この人達は、銀閣寺へ向かっておられますが、私達
は、ここから左の方へ歩いて行きました。


さぁ〜、ここから頑張ってスタートです!
      左の看板には、こんな地図が・・・。これでは、
   険しいのか険しくないのか、わからない。。。


小川のせせらぎが、涼しげですね。
  まだこの辺りは緩やかで、さほどつらくは
  なかったです。


この看板、雨や風に耐えて来た。。。という
感じがします。
   この「千人塚」は、太平洋戦争中、陸軍が掘って
   いたところ、人骨の入った壷が出できたので埋め
   戻し、後日、地元の人が供養のため建てたという
   石碑です。室町幕府第12代将軍足利義晴・義輝
   父子と三好長慶の「中尾城攻防」の戦死者では
   ないかと言われています
 送り火の薪は、途中から、このロープを伝っ
 て運ばれます。大変な作業だと思います。
   「もうこれで最後やぞ〜!」という主人の声
   とともに現れたこの石段。かなりきつかった
   です。
登りつめて目に入った景色は格別でした。真ん中少し右に見えるのは、いつもサイの
散歩で歩く川から見える、「法」の山です。
  景色を眺めているうちに、お腹がすいている
  ことに気づきました。この火床に腰をおろし、
  おにぎりを食べました。
  頂上だというのに、まだまだ上を目指す人
  達。この日は晴天ということもあり、かなり
  の人が登っておられたようです。
中央に横たわって見えるのは、京都御苑です。京都市内というのは、ビルや住宅、そして緑
に囲まれた社寺も混在する、魅力ある町だと、改めて実感します。


真ん中の朱色は、平安神宮の鳥居です。
 手前にあるのは、ウエスティン都ホテルです。
 真ん中より少し上の白いのは、京都タワー
 です。実際すごく離れているのに、こんな風
 に見えるなんて・・・。


   ここが、「大」の字の中心です。
   送り火当日の夜七時、この弘法大師堂で
   大灯明がともされ、般若心経があげられ、
   このお灯明を親火に移して、合図により一斉
   に送り火が点火されるそうです。それで、
   八時になると点くんですね。


  時折、こんな険しいところがあるのです。
  帰りは下り。楽なはずなのですが。。。
 赤い幕には、「山火事注意」と書かれてあ
 りました。
       このお水、冷たくてすごく気持ちよかった!
こうして、無事、大文字山
登山は終わりました。





大文字山 京都を囲む山々のうち最もなじみのある“東山三十六峰”の主峰である如意ケ嶽
(標高474メートル)の中ほどにあります。標高466メートルで、その眺めは180
度のパノラマで、京都の市街地がワイドスクリーンのように一望できます。晴れ
渡った日には、遙か淡路島も見えると言われています。



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