生きているタロちゃんに会いたかった。。。


 HPがご縁で、実にたくさんのわんこ仲間ができ、大変嬉しい限りで、また、実際にその
わんこに会える!となると、これまたひときわ喜びが増すものです。
 でも、その一方で、「会っておきたかった、、、元気なうちに、、、」と、悔やんでも悔やみ
きれない想いをすることもあります。
 同じ京都に住んでおられるというのに、しかも我が家から、あるいは実家から近くの所
まで散歩に来られていたというのに、会えなかった、、、そして会わずして永遠の別れに
遭ってしまった、、、という、お友達わんこ、それが、タロちゃんです。
 2005年11月7日、20歳まで生き続けたタロちゃんが、帰らぬわんことなったのを知り、
唖然としてしまいました。本当なら、こういう日が来るまでに会い行きたかったのですが、
「タロちゃん、今から行くよ〜。」という初対面のちょっとした緊張感と、「生きている間に行
けなくてごめんよぉ〜。」という自責の念にかられた感情が入り混じり、何とも表現しがたい
気持ちで、タロちゃんのお家に向かったのは、12月に入ってすぐの1日でした。。
 お家に上がらせて頂くと、HPで見たそのままの様子が目に入り、胸がつまりました。「ま
だタロがいるように思えるんですよ。」というお言葉は、あまりにも想像通りで、「うんうん。」
と頷くだけでした。
綺麗にお花が飾ってあり、タロちゃんの写真やお骨を
                    見ると、思わず手を合わさずにはいられませんでした。
                    「タロちゃん。来るのが遅くなってごめんな。。」

換毛期には、抜けた毛の始末に困っていたというのに、もう今では、「あ、ここにもタロの毛
がまだあった!」と見つけては、袋に入れて残してあると、みきさんのお母様が仰ったこと、
すごく胸に響き、私もいつか、そういう想いをするのだ、、、と痛感しました。
 
 この日、いつかサイに会いに来てくださるようにと約束をしておいたのですが、年が明け
て、2月14日、ついにみきさん母娘が我が家に来てくださったのです。

 サイに朝から「サイ〜。きょうはタロちゃんのみきさんとお母さんが来はるんやで〜。」と知
らせておきました。「?」な顔をしていましたが・・・。そしてご到着〜♪ サイを見てすぐ撫で
撫でしてくださるお二人。もうサイも舞い上がり〜♪
 まず感激したのは、タロちゃんも連れて来てくださったことです。
あ〜、実際こうして対面させたかった。。。
                    でも、ひょっとしたら、サイがガウガウ怒ったかも。いや!
                    こんな穏やかなタロちゃんに怒ったら、おかあさん、本気
                    で叱ったし! 

 私がタロちゃんのお家にお邪魔した時と同じように、話はすごく弾んだのですが、横でそ
れを聞きながら、サイもどう思ってたのかなぁ。 お二人が私と同じわんこ好き、というより、
わんこがいないといられない〜〜というお方だということを、きっと感づいたと思います。 

 そして、サイにとっても、みきさん達にとっても、嬉しいことを体験しました。そうです!いつ
もの散歩道を一緒に歩いてくださったのです!
少し雨が降っていたので、いつもより短めの散歩でしたが、き
               っとサイは喜んでいたと思います。お二人も「久しぶりの散歩。。」
               と、喜んでくださいました。タロちゃん自身も、ここから西の方にあ
               る賀茂川を歩かれたことがあります。サイも一緒に散歩したかった
               なぁ。。。

 サイも今年(2006年)10月には12歳になります。きっとお二人が経験されたような、介
護をしてやらなければならなくなる日がくるでしょう。いつまでも一緒にいたいけど、あまり
長い間苦しませたくもない。。。犬を飼っておられる方は皆、そういう風に思われるでしょう
ね。実際サイが弱ってきて、どうしたらいいかわからなくなったら、、
みきさん、お母様、、、色々教えてくださいね〜。
 楽しい、そしてちょっぴり寂しいひと時をありがとうございました。  


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