すでにご存知の方もおられるかもしれませんが、改めてここで説明いたします。 大抵、動物の「サイ」を思い浮かべられるとおもいますが、「サイ」は、漢字で 「佐韋」と書きます。(飼い主の中では) そして、その「佐韋」とは、、、 笹百合のことを、古名で「佐韋」と言い、古事記や万葉集に出てくるそうで、主 人がそこからとって、名づけました。 笹百合の花言葉は、「希少価値 ・ 上品」らしいのですが、ちょっとサイとは、か け離れているような。。。 「古事記」では、こういうお話に出てきます。 大物主大神の娘、伊須気余理比売命(いすけよりひめのみこと)は、三輪の 里の狭井川のほとりに住んでいました。狭井川の両岸には美しい佐韋が咲い ていたので、狭井川は佐韋川とも呼ばれていました。ある日、神武天皇は、お 供の少女達と、ササユリの花を摘んでいた伊須気余理比売命に出会い、その 清楚な美しさに惹かれて彼女の家で一夜を過ごし、彼女を皇后に迎えました。 伊須気余理比売命が宮に参内する時、神武天皇は歌を詠んで迎えました。 「葦原の 穢しき(けしき)小屋に 管畳 いや清(さや)敷きて 我がふたり寝し」 また、万葉集には、 「道の辺の 草深百合の 花咲(ゑみ)に 咲(ゑ)みしがからに 妻といふべしや」 と詠われているそうです。 花の姿を女性にたとえていて、「ちょっと微笑んだからって、馴れ馴れしくしないで 〜。」という意味が含まれているらしいです。 それにしても、すっごく上品というか、高貴というか、、、、 サイに、もっと言うと我が家には、相応しくない名前ではない気が。。。 |
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