上賀茂神社(葵祭)



 今までほとんどゆっくり見に行ったことのなかった葵祭。午後になって、急に
思い立って、終点の上賀茂神社まで自転車を走らせました。列が崩れてしま
うという難点(?)はありましたが、巡行されている方々のほっとした表情や、
緊張感が少し和らいだ雰囲気も味わうことができ、沿道で楽しむのとはまた
違った面白さがあったと思います。


ようやく行列が到着。勇ましい姿に、待っていた見
物客は目が釘付けです。
  台を使って馬から降りられるところです。中にはこの
  時、暴れてしまう馬もいて、びっくりしました。

「風流傘」と言うそうです。結構重そうです。
牛車(ぎっしゃ)の綱を持つ牛童(うしわらわ)の装束
の朱色が大変鮮やかです。
   先の風流傘もでしたが、持つ神官の装束
   の色とうまく合っています。
     斎王代登場!見物客達から歓声が上がり
     ました。

命婦(みょうぶ)という、高級女官の人達です。
 斎王代が目の前を通過しました。腰輿(およよ)の上
 でずっとこの姿勢を保つのはしんどかったと思います。

騎女(むなのりおんな)は、馬に乗って
  いるというだけで、勇ましい感じがします。
  2台目の牛車です。牛が「モォ〜!」と鳴いていました。

どの神官も女官も、最後まで巡行したとい
う満足感に満ちたお顔をされていました。
  鳥居の前で再び整列され、本殿に向かい、「社頭の
  儀」に臨まれます。中にも見物客がいっぱい!



 待っている間に、警備員の人に聞いたのですが、最後に本殿で行われる「社頭の儀」が長い
らしいです。そして、勇壮に馬が走り抜ける「走馬の儀」が締めくくりとなり、非常に見ごたえが
あるそうです。いつか見てみたいものです。



上賀茂神社 正式名を「賀茂別雷神社」(かもわけいかづちじんじゃ)と言い
ます。この地を支配していた豪族、賀茂氏の氏神を祀ったの
が起こりで、678年天武天皇の時、社殿が造営されました。
平成6年に世界文化遺産として登録されました。)厄除け明
神・落雷除・電気産業の守護神として信仰されています。



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